株式会社テコテックが出しているアプリ「カビュウ」を利用して早1か月。
このアプリ内で無料でできることと有料でできることを比較して紹介します。

【結論】
日本株現物運用中で口座を1つしかもっていない人は無料アプリで十分。
信用取引や複数口座を持っている上級者は欲しい機能を選んで課金すれば便利。
米国株・投信対応にもアップデートされて、投資管理を一元化するには最適!
カビュウ(kaview)とは
株式トレードを自動で記録・分析するアプリです。
株は売却したら終わりではなく、勝負強い投資家の方は日々のトレードを分析しているようなのですが、毎日PCを開いてエクセルを使いながら管理するのは大変ですよね。
そこで、手軽に売却後のトレードの振り返りが簡単にできるように、分析項目を一目でわかるようにしているのがこのアプリになります。
対応証券口座
対応証券口座はSBI証券、楽天証券、auカブコム証券、松井証券、GMOクリック証券、マネックス証券、SMBC日興証券、野村證券、大和証券(2021年4月19日から追加)と限定的なのですが、上記で取引している日本個別株であればアプリを駆使することで容易に情報を得ることができます。
また順次証券会社を追加するとのことなので、今後取り扱い証券会社は増える予定です。
なお、2021年4月30日にアプリが刷新され、カビュウプライムに加入すると米国株も対応されるようになりました。
また、今後はLINE証券などにも対応予定とのことです。
カビュウでできることは大きく分けて3つあります。
- 取引履歴の可視化
- 複数口座をまとめて管理(資産推移の可視化)
- 配当金受け取り推移をグラフで表示
それぞれについて詳しく確認していきましょう。
kaViewでできること
取引履歴の可視化 (直近10日のみ無料)
これは私の取引履歴のグラフになります。


どのタイミングでINしてOUTしたのか、がわかるようになっており、適正だったのか把握するためのツールとして使うことができます。
グラフは日足だけでなく週足、月足でも表示でき、なんど同じ銘柄にINしたのかも確認ができます。
複数口座をまとめて管理(有料)して資産推移を把握

このアプリは1口座の登録は無料ですが、
2口座目から1口座増えるごとに150P/月*費用が発生します。
(*購入単位によりますが1P=100円程度です)
私はSBI証券と楽天証券を利用していたので、この2つの実績を把握したいという思いが強かったので導入しました。
点線のグラフになっているのがTOPIXの指数で、自分の資産がTOPIXの動きに対してどのような動きになっているのかがわかるようになっています。(TOPIX指標は非表示にできます)
投稿にあたり資産額は非表示にしましたが、表示することが可能で、現在の保有株式がいくらの資産評価額になるのかが一目瞭然で分かります。
また、有料機能を買えば月間推移・年間推移の把握も可能ですが、資産推移は登録日からのデータになります。
アプリ導入当初は無料で様子を見て、データがたまってきたら有料に切り替えないとデータがそもそもないため表示できません。注意してください。
配当金受け取り推移をグラフで表示(無料)


配当金も累積と月別の金額を把握することができます。
日本株配当金目的で株を持っている人には配当金がいくらあったのかが分かり易くてとても便利です。エクセルでつけている人や、ほかのアプリで自分で保有銘柄を入力されている方は提携するだけで自動表示なので驚くかも・・・
有料機能紹介
月間・年間成績

登録日以降のデータについて表示されます。
資産推移を月間・年間単位で表示、直近10日(無料機能)よりも長い目線で資産推移が見られます。
月間成績は月初からの増加額をグラフ化し、年間成績は年初からの増加額をローソク足で表示します。
損益推移
損益推移は、株式投資の利益の推移となります。
算出方法は、「当日の含み+当日の確定分(税引き前)-前日の含み」です。
デイトレの方にはほしい機能かもしれません。
カレンダー

こちらもアプリ登録後のデータについて、過去の過去の保有株式の状況を確認できます。
信用維持率

信用維持率がカラーバーで表示され、視覚的にわかりやすく確認することができます。
返済期限

返済期限はカラーバーで表示され、視覚的にわかりやすく確認することができます。
強制決済になると通常よりも高額な手数料がかかってしまいます。
信用銘柄を長く保有する方にはオススメです。
※同銘柄で複数の建玉がある場合には、最短の日付を表示しています。
この機能は信用取引をしている人には分かり易くて嬉しい機能だと思います。
取引履歴

無料版では1か月のみの取引履歴が表示されますが、課金することで取得可能な取引履歴を全件表示することができます。
登録口座枠追加

取得する口座枠の数を増やすことができ、登録口座の状況がまとめて表示されます。
有料機能について課金するべきか
日本個別株だけで、かつ1口座だけであれば無料機能だけでも自分の取引の振り返りは十分にできる内容になっているので、一度使ってみることをお勧めします。

日々の自分のトレードを振り返ってクセや傾向をつかむことでより良い投資ができるようになればいいですね
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